アート 抽象画をプロのように鑑賞する方法 04/21/2026 いまや抽象画は、美術館・ギャラリー・アートフェアなどはもちろん、インテリアデコレーションとしてもますます身近なものになりました。 もちろん、その見かたは、限りなく自由です。 とは言え、どんなアートでもそうですが、「よく見てない」は致命的です。作品の意味は捉えにくくなりますし、楽しみも半減してしまいます。 そこで今回は、どんな抽象画でもポイントを見逃さずに、十分に堪能していただくためのポイントを共有したいと思います。 抽象画の父の言葉 ワシリー・カンディンスキー、『Composition VIII』、1923年、140 cm X 201 cm, 油彩、キャンバス、グッゲンハイム美術館 Photo:wikipedia ロシア出身の画家ワシリー・カンディンスキー(1866-1944)は、「抽象画の父」と呼ばれ、抽象絵画を世界で初めて理論的にも実践的にも確立した画家です。 彼は、次のように語っています。 「耳は音楽に傾け、目は絵画に向け、そして……考えるのをやめなさい!その作品が、あなたをこれまで知らなかった世界へ歩き出させてくれたかどうかだけを自分に問えばいい。もし答えがイエスなら、それ以上何を望むというのですか?」 この言葉は、まさに「抽象画をどう見るか」の核心をついています。どういう意味かを詳しく見ていきましょう。 STEP 1: 意味探しをしない パブロ・ピカソ、『鏡の前の少女』、1931-1932年、162.3 x 130.2 cm, 油彩、キャンバス、ニューヨーク近代美術館、Estate of Pablo Picasso / Artists Rights Society…