ダ・ヴィンチ没後500年を称える美術展

レオナルド・ダ・ヴィンチの没後500年(2019)に、世界各地で生前の偉業を称える壮大な美術展が開催されました。その主なものを挙げてあります。 真作として世界的に認められている15の絵画作品のうち、いずれかに触れられるまたとないチャンスでした。 Leonard da Vinci: A Life In Drawing クィーンズギャラリー、バッキンガム宮殿 2019年5月24日〜 2019年 10月 13日 `レオナルド・ダ・ヴィンチ、分断された頭蓋骨、1489、イギリス王室コレクション Leonardo da Vinci: A Mind in Motion 大英図書館、2019年6月7日〜 2019年 9月8日 ダ・ヴィンチの3つの手稿:アランデル手稿、フォースター手稿、レスター手稿に焦点を合わせた展覧会です。手稿について詳しくは、Resource を御覧ください。 Leonardo da Vinci's the…

Da Vinci’s Notebooks

レオナルド・ダ・ヴィンチの手稿 Leonard Da Vinci's Notebooks ダ・ヴィンチは、1478年から死の直前までメモ、走り書き、スケッチ、図を書き留めていました。21の手稿、合計約4100シートと断片が現在まで保存されています。 それぞれのシートは、2ページを構成します。また2ページは、フォリオとして同じ番号をつけ、表と右側、裏と左側でそれぞれrecto、versoと分類することがあります。 絵画についてだけでなく、建築、機械工学、工学、解剖学、鳥の飛翔などの広いトピックについて、ミラーライティング(鏡文字)という左右反転させた方法で書かれています。 その大部分は、近年のデジタル化によってオンラインで閲覧できるようになりました。タイトルをクリックして覗いてみてください。 アトランティコ手稿(Codex Atlanticus)、1478〜1518年頃、 アンブロジアーナ図書館、ミラノ 12巻、1119シートから成る最大で、最も重要な手稿と考えられています。数学、幾何学、植物学、動物学、軍事技術、天文学など広範囲の領域をカバーしています。 ダ・ヴィンチの死後、散逸していた手稿は、彫刻家ポンぺオ・レオーニ(1533-1608)によってアトラス(地図帳)の大きさに製本されたました。 レオナルド・ダ・ヴィンチ、アトランティコ手稿第1巻表紙装丁、アンブロジアーナ図書館、ミラノ アランデル手稿 (Codex Arundel)、1478〜1518年頃、 大英図書館 主に機械工学や幾何学について書かれた283シートから成ります。 17世紀前半に購入した第2代アランデル伯爵トーマス・ハワード (1595-1646) にちなんで名づけられました。 レオナルド・ダ・ヴィンチ、光学に関するメモとダイヤグラム、アランデル手稿、1478-1518, 大英図書館 フォースター手稿 (Codex Forster)、1487〜1505、ヴィクトリア&アルバート博物館蔵 幾何学、機械工学、水力学などについて書かれたフォースターI〜III(それぞれ55、160、89シート)と3巻から成ります。 1860年代に所有していた著者、歴史学者ジョン・フォースター(1812-1876)からビクトリア&アルバート美術館に遺贈されています。…