ダヴィンチ研究所は、2019年に設立されたシンクタンクです。ルネッサンスの知の巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチ (1452-1519) の没後500周年にあたることから、命名いたしました。
知の源泉を磨く
アートを活用したスキルビルディングを研究・開発・提供しております。特に知的生産活動の要であり、リベラルアーツの根幹 ―知覚力・思考力・コミュニケーション力― を一気に鍛えていくプログラムを得意にしております。
この3つのスキルは、時代がいくら変化しても普遍的な価値を持ち続けます。
永久的に求められる3つの能力
情報に簡単にアクセスできる現代は、応用性に富み、永久的に役立つスキルが重要です。
特に知覚力・思考力・コミュニケーション力は、AIを含むテクノロジーが発展すればするほど貴重になる人間的能力です。実際にさまざまな統計を見ると、現代社会はほとんど例外なく、思考力とコミュニケーション力が優れた人を求めています。知覚力は、その2つの能力を発揮するための土台としてさらに重要度が高くなります。
科学的根拠に基づいたメソッド
研修の中には、その効果が曖昧なものが多数存在します。
当研究所では、アセスメントによる可視化・ビッグデータ活用・最新科学的データ参照などを含め、科学的根拠に基づいたトレーニングのみをご提供しております。
またバーチャルリアリティ (VR) 教育プログラムを構築しながら、教育における知覚体験をさらに高めてまいります。
ダヴィンチ研究所ディレクター
神田房枝
法人教育コンサルタント/ 美術史学者。日本航空を留学のため退職し、イェール大学大学院にて美術史学博士号取得。専門は、イメージと知覚の関係性(宗教絵画)。在学中からニューヨークメトロポリタン美術館でキュレーターアシスタントを務め、その後、ハーバード大学ポストドクトラルフェロー、ボストン大学講師を経て、ボストン美術館研究員となる。
現在は法人教育コンサルタントとして、知覚力トレーニングをはじめ、リベラルアーツに関連したスキルを高める方法を研究、開発し、数々の有名企業・大学・病院に科学的根拠に基づいたユニークなセミナーやワークショップを提供している。NTTドコモ、経産省などで創造性やアートプロジェクトのアドバイザーを務めた。また、知覚力を数値化するビジュアルIQアセスメント®を考案した。日米での研究論文の他、『答え方が人生を変える』(CCCメディアハウス)、『知覚力を磨く』(ダイヤモンド社刊)を出版している。アート教育の普及にも熱心で、その一環として3DVR「ダ・ヴィンチの5つの部屋」を制作、公開した。